敏腕室長の恋愛遍歴~私と結婚しませんか~
「可愛い婚約者にそんな暗い顔させるっていうのは不本意だからな。だったら君が信じるまで毎日可愛いって言うし、毎日抱くけど。どうする?」
「ど、どうするってそんなの……」
「言っとくけど冗談じゃないぞ。本気だから。毎日抱く。必ず。どこででも」
「っ……」
首筋に唇を寄せられ、ちゅうっと痕を残すほどに強く吸い上げられる刺激に思わず声が漏れる。
「君が不安だと言うなら、俺の婚約者だって信じられるようにするまでだ」
力強い目で私を真っすぐに見つめ、そう言い切る室長に胸の高鳴りが収まりそうもない。
まったく信じていないわけではないけど漠然とした不安がある。
ずっと、一緒にいられるのかな、という不安。
でもこれは誰と付き合っても感じるものなのかもしれない。
「……ありがとうございます。なんか、たぶん、私ってめんどくさいのに……」
「君が信じきれないのは俺にも一因があるから。だったら俺は信じてもらえるように努力するだけだよ。……てことで、しよっか」
「は?」
「いや、寝起きがなんか可愛いし、したいなって思ったんだけど」
既に手は私の胸に添えられ、脚の間に割り入れられた膝はぐぐっと外側へ押し開こうとしている。