クールな無気力男子は、私だけに溺愛体質。
「今日本当はすっごく眠かったのに、ゆるのせいで頑張って学校に行ったんだよ。もうクタクタ」
「えっ……そうだったんだ。ごめんなさい」
少しだけハンモックに近づいてから、彼に謝る。
「謝らなくていい。その代わり、抱き枕になってよ」
「だ、抱き枕?!」
そういえば、前にもそんなこと言われたけど……でもそれって、私も同じハンモックに横になるってこと?!
「ほら、気持ちいいでしょ?」
早凪くんの長い手が私の腕を優しく掴んでから、ハンモックに触れた。
今まで触ってきたふわふわしたもので一番気持ちいいってぐらい触り心地が良くて、そんなものに包まれながら寝ている早凪くんが羨ましくなる。
「すごいね、ほんとふわふわ」
「ね、ゆるもおいで」
「いや……でも……」
ハンモックって安定感のないイメージだし、そもそも2人の体重を支えてくれるのかも不安だし。
正直、このハンモックには興味があるし横になってみたいって好奇心もすごくある。
でも……。