クールな無気力男子は、私だけに溺愛体質。





「はぁ?そんなことしたらみんな余計ゆるちゃんに近づかないでしょーが!」


夕飯どき。


今日学校で起きたことを、みんなで明人さんに報告すると、そんな声が返ってきた。


早凪くんと屋上で過ごした私は結局お昼まで彼と寝てしまって。


明人さんに勝手に早退したことを謝りながら、普段できないところの掃除をしたりした。


明日からはまたちゃんと学校に行かなきゃだけど、3人が助けてくれたことでまた別の意味での緊張が出てきてしまう。



「ゆるに近づく輩がいなくなるのはいいことじゃん」


「それは早凪にとっていいことな。ゆるちゃんは違う。あんな世界、1人じゃとても大変だ」



「だから、俺がゆるといるって、ずっと」



「えっ、早凪くん……」


『ずっと』その声に不覚にも胸がトクンとなってしまった。


< 157 / 322 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop