クールな無気力男子は、私だけに溺愛体質。


明人さんが、「笑った顔見たことない」なんていうから、ちょっと怖い人なのかなって内心不安だったのに。


怖いよりも、変わった人って感じだ。


突然、匂いがどうとか。


「へ〜早凪、むっつりスケベだね〜。ゆるちゃんの匂いが気に入ったとか」


「別にむっつりではないけど」


「スケベは否定しないのか」


日比野さんと宇垣くんの会話の意味がわからなくて頭の上にはてなマークを浮かべる。


とにかく、宇垣くんは私のことで怒ったりはしていないみたいで、ホッとする。


ただ、隣に置いておくとは。


「あの、宇垣くん」


「早く食べよ、冷める」


宇垣くんはそう言って、エビチリをパクッと口に入れた。


なんか、ペースが乱れるというか、ついつい宇垣くんのペースに合わせちゃうなぁ。





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