だから何ですか?Ⅲ
致し方なしに外に出続け、だったら少しでも回数多く亜豆に接触できないかという理由での今までの時間。
チラリと時計を確認すれば昼時か。
やっとの昼時。
いつもであるなら、仕事に夢中である時であるならあっという間に経過する時間の遅い事。
その時間によってちらほらと建物から出てくる人間は早めの昼食タイムと言うところなんだろうか?
亜豆も出てこねぇかな。
でも、社食っつー事も考えられるし。
とかいう俺も軽く腹減った。
昨日の意識の回復移行当たり前に腹が減って仕方ない。
よく今まで何も食べずにいられたものだと思うほど。
俺も近くのコンビニに行って何か買うか否か。
でも、今ここを離れたらこの時間まで待っていたチャンスを逃しそうな気がしなくもないな。
散々自分会議をした挙句、大人しくここに留まる事を選択すると泣きだしそうな腹を摩って宥めておく。
後で満たしてやるからと心で言い宥めていたタイミングか、
「本っ当・・何様なんだか」
「あはは、また言ってるぅ。秘書課の亜豆でしょ?」
「目障りなのよ、」
「あんたそれ毎日言ってるよねぇ~。でも、わかるわかる~」
そんな俺の存在など気にも留めていない女子社員の通りがかり、嫌でもこちらの意識を引いた会話にフリーズして去っていく2人組を見つめてしまった。