だから何ですか?Ⅲ
それでも、
「俺は__」
「『迷惑だ』」
「っ・・・・」
「そう・・・彼女が言った言葉をもう少し聞き入れた方がいいんじゃないかな?・・・彼女はほら・・・口数少ない分、思った事しか言葉にしないタイプだろう?」
「っ____」
「きっと・・・君には残酷だけども・・・そういう事なんだと思うんだ」
無性に・・・腹が立つ。
何でなんだろうな?
突かれたくない事実を突かれているから?
正論を唱えられているから?
何も言えない自分に?
多分どれも正解でどれもがこの腹立たしさを構築するもの。
それでも一番要にある腹立ちはここに並べたどれでもなくて。
お前が・・・・、
お前がよく知ったように亜豆を語るな。
そんな・・・・嫉妬。
言葉の節々に組み込まれた亜豆に対するどこか特別意識の垣間見えがこちらの逆鱗を悪戯に刺激して落ち着かない。
誰がどう思おうと、どれだけ温厚誠実で人望に厚かろうが・・・、
俺はこいつがいけ好かない。