だから何ですか?Ⅲ
痛って・・・。
本当・・・何なんだ!?
両ひざを地面について痛みの走る頬には自然と自分の掌が寄り添っていて。
それでも今は痛みの余韻にすらまともに浸らせてはくれないらしい男達が入ってきた大通りへの道を塞いで自分の前に迫ってくる。
いずれも最初の男同様に年齢的には若い面々であるのだろう。
最初のフード男を含め3人ほどか。
俺を殴ったのは黒いパーカーのフードを被り口元を布で覆った赤毛の男で、そのすぐ隣に最初に声をかけてきたフード男が静かに並ぶ。
遅れて背後から鉄パイプをこれ見よがしに引きずってきた男はフードの中から青い髪を覗かせて。
赤、青、黄色って・・・、
「はっ・・・お前ら信号機か」
捉えた特徴にそんな印象を覚えて嘲て笑いながらふらりとその場に立ち上がる。
そんな俺の挑発的反応が合図の様に、一瞬だけお互いの顔を見合わせた男達が容赦なくこちらに拳を上げてきた。
なんだよ、・・・何なんだよ。
なんかな、本当わけわかんねぇけどな。
「隙だらけなんだよ、クソガキ共っ___」
3対1だからって勝てると思い込んでんじゃねぇぞ!?