だから何ですか?Ⅲ



よく分からないけれど胸の奥が焦れる。


言いようのない焦燥感に満ちて喉元まで消化不良の感情の熱が込み上げてきている。


話を続けなければいけないのに。


何を求めての話であったのかさえ困惑する程に、海音の話は俺の予想外の記憶のパズルさえも繋ぎ合わせそうで。


そんな俺の戸惑いさえも何故か全て分かっているかのように見つめてくる海音と三ケ月の姿。


続きを聞かなくては、


そう思って唇は動くのに、何をどこから追及していいのか戸惑ってしまう。


さっきまであった勢いは摘み取られて、只々その場で足踏みしてしまうのはどういう感情からだ?



「・・・・和、」


「っ・・・・・悪い・・高城と・・亜豆の関係だよな」


「・・・・その前に・・・話すべき部分を聞くべき部分を飛ばしてやないか?」


「っ____」



分かってる。


分かってるんだ。


分かってて、そこを飛ばして今の論点に戻ろうとした。


だって・・・なんだか・・・、


だって・・・、



「『なんで、今の凛生に戻ったか』」



血が滾る・・・。



「・・・それを、この流れで追及しないのは不自然だぞ?和、」



喉元が熱い。



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