だから何ですか?Ⅲ
えっ?何事?
貧血?
とりあえず・・・なんて・・・グダグダの再会シーンであるのだろうか。
なんだか拍子抜けしながら倒れ込んでいる姿に近づいて、『痛い』と悶えている姿を覗き込めばどこか焦点の危うい目に私を映しこむ。
焦点があっていない癖にその目に浮かべるのは『ふざけるな』とか『何で』とか不満の色と・・・・『会いたかった』が9割。
愛おしいと全力で訴えに来る眼差しに・・・
『相変わらず・・・お馬鹿さんそうで安心しました』
また、恋に落とされる。
伊万里さんは・・・伊万里さんなのだ。
再会してしまえば・・・どんなに取り繕うと最早綻んで感情を閉じ込めなくなった。
彼の愛情に応えたくて縋りつきたくて、・・・貪りつきたくて。
限界。
そろそろ・・・頃合いなのよね。
高城の玩具箱をひっくり返してあなたのところへ帰ろうか。
そう思った・・・矢先だったのだ。