だから何ですか?Ⅲ
「ま・・・待って・・・」
「ん??」
「ちょっ・・・今・・・あの時とか・・・ガキんちょとか・・」
「ん?ああ、だって、お前あの時の【お嬢ちゃん】だろ?」
「っ_____」
「そりゃお前に勝てねぇわけだよなぁ。狡ぃわ。お前とスタート地点まるで違うんだから。なのにしらじらしくジッポの話の時しらばっくれやがって。あ、後で返せよ?ジッポ」
「っ______!!!!」
特別攻め込むための打ち明けではなかった。
持ち出しても今更な思い出話と言うのか、だからこそクスリと笑って軽い感覚に言葉を投げたのに投げられた亜豆は・・・
あ、被爆?
声にならない悲鳴を表情から聞いた気がする。
瞬時にその顔を赤く染めあげて、軽く涙の膜を張ったそれは羞恥からの物?
そこまで亜豆の異常さを目の当たりにすればこの状況の美味しさに気が付いて口の端がニヤリと上がってしまった。
あんなにピットリ身を寄せ煽ってきていた癖に、こちらを刺激しないように静かに後退し始めた姿が良い証拠。
すかさず、逃がすもんかと自分の腹部から外れたばかりの両手首を掴んで捕え体を向き合わせれば。
「っ_____ちょっ・・無理無理無理っ、きゃぁあぁぁぁ!!!真面目に無理っ、恥ずかしいっ、死ぬぅぅぅ!!!」
「・・・よっしゃ・・・犯そ」
「っ!!!!いっやぁぁぁぁ!!無理っ、伊万里さんとエッチとか出来ないっ!!強姦!」
「成程、犯罪者プレイがご希望か?」
「ご、ごめんなさいぃぃぃ!!本当にッ・・今本当・・だって、ええっ?!」
ああ、面白い。
なんて突きがいのある。
成程な、今まで強気のドライで居られたのは【お嬢ちゃん】な自分を知られていなかったからの余裕か。