once again〜season2〜
室長が長峰堂に行くと決まってから、慌ただしく私達の環境は変わっていた。
蓮さんは、兄さんと夏帆さんの病院の件もあって帰るのが深夜になる事が増えていた。
それは室長も同じで、引継ぎやら何やらで、忙しい日を送っていた。
それは私も同じ事で、今まで室長がしていた仕事を誰に振るのか、となり私が任せられる事になった。
その中で、瑠璃との合同結婚式の日取りや内容を決めていかなくなり、かなりのハードスケジュールとなっていた。
結婚式自体は、ごく親しい人を呼んでしようという事になったけれど、合同ということもあり、それだけで呼ぶ人数が凄いことになっていた。
「涼香んとこ、何人呼ぶの?私の方は、削ってもなかなかの人数よ…これに怜の所も入れると…凄い事になるわ…」
「そんな…こっちも同じよ。蓮さんも顔広いし、大変よ」
私達も頭を抱えていた。
蓮さんと怜さんの会社関係に関しては、改めて落ち着いてからお披露目という形で式を設けるとなっているから、人数の加減出来るかと思っていたけれど、考えは甘かったようだった。
「どうする?怜さんに相談した?私は蓮さんに相談はしたけど、これが限界って言われたよ」
「嘘、そうなの?うーん…怜に相談するわ。会場やっぱりもう1つ大きい方がいいかもね…」
「…だよね…」
今まで、深刻な事で悩んでいただけに、結婚式の事で悩めるなんて嬉しい悲鳴だけれど、これはこれで大変だな、と改めて思ってしまった私。
それから、なんとか式場を押さえて、後は結婚式当日を迎えるまでの楽しみとなった。
蓮さんは、兄さんと夏帆さんの病院の件もあって帰るのが深夜になる事が増えていた。
それは室長も同じで、引継ぎやら何やらで、忙しい日を送っていた。
それは私も同じ事で、今まで室長がしていた仕事を誰に振るのか、となり私が任せられる事になった。
その中で、瑠璃との合同結婚式の日取りや内容を決めていかなくなり、かなりのハードスケジュールとなっていた。
結婚式自体は、ごく親しい人を呼んでしようという事になったけれど、合同ということもあり、それだけで呼ぶ人数が凄いことになっていた。
「涼香んとこ、何人呼ぶの?私の方は、削ってもなかなかの人数よ…これに怜の所も入れると…凄い事になるわ…」
「そんな…こっちも同じよ。蓮さんも顔広いし、大変よ」
私達も頭を抱えていた。
蓮さんと怜さんの会社関係に関しては、改めて落ち着いてからお披露目という形で式を設けるとなっているから、人数の加減出来るかと思っていたけれど、考えは甘かったようだった。
「どうする?怜さんに相談した?私は蓮さんに相談はしたけど、これが限界って言われたよ」
「嘘、そうなの?うーん…怜に相談するわ。会場やっぱりもう1つ大きい方がいいかもね…」
「…だよね…」
今まで、深刻な事で悩んでいただけに、結婚式の事で悩めるなんて嬉しい悲鳴だけれど、これはこれで大変だな、と改めて思ってしまった私。
それから、なんとか式場を押さえて、後は結婚式当日を迎えるまでの楽しみとなった。