夢の番人
「カッリ〜ンお願いだから番人に戻ってくれないかなぁ〜」と優しく話すと羽は空色になり番人の前まで来た。

「やっぱりサキヤの言う事は聞くのデ〜スね〜」と剣を掴むと羽が消えた。

「元に戻った」と体に剣をしまい、持っていた刀をサキヤに渡した。

「この刀はどうしまえばいい?」

「私と同じようにすれば大丈夫デ〜ス」

サキヤも刃先を自分に向けて体につけるとスーッと体に消えていった。

「よかった〜しまえた」とホッとする。

「じゃあ出発しましょう」と番人は小さくなってサキヤの肩に乗った。

「そうだな」とサキヤは歩き出した。

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