兄の溺愛がマジでウザいんですけど……《完》
家の前に着いても、私はまだ涙が止まらなかった。
お母さんは、まだパート中だろう。
私はお兄ちゃんが家にいないことを願って、玄関のドアを開けた。
玄関には、お兄ちゃんの靴があった。
私は何も言わずに、二階にある自分の部屋に上がろうとした。
「美衣、おかえり」
お兄ちゃんが、リビングから出てきた。
お母さんは、まだパート中だろう。
私はお兄ちゃんが家にいないことを願って、玄関のドアを開けた。
玄関には、お兄ちゃんの靴があった。
私は何も言わずに、二階にある自分の部屋に上がろうとした。
「美衣、おかえり」
お兄ちゃんが、リビングから出てきた。