一匹狼と野良猫。


滉牙さんは、はいはいと簡単に返事し

お店の列に並ぶ。



彼と道をすれ違う女性達は必ずと言っていいほど

彼を目で追っていた。



やはり滉牙さんは誰から見ても爽やかで

風のようなキラキラ輝いた人に見えるのだろう。



そんな事を考えていると

知らない男の人がドカッと隣に座り、

もう1人は玲花さんの隣りに座り、

後もう2人来た男の人達は玲花さんを囲むように

側に立ち、彼女の顔を覗き込む。

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