一匹狼と野良猫。


部屋を出て、少し肌寒い空気に

自分の頬は熱いのが分かった。



なんだろう。

顔が熱い。



両手で頬を冷やしながらリビングへ向かうと

玲花さんはソファーで寝そべっていた。



「玲花さん。」



私の言葉に顔だけこちらに向ける。

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