一匹狼と野良猫。


突然の事に?が浮かぶ。

瞬きして彼を見るとまた微笑む。



「許さねえのは俺も一緒。
だからこれで全部終わりにしよう。

もう、傷つけさせたりしない。」



彼の優しい声に優しい表情に、心が軽くなる。



「とりあえず詳しくは俺が話すから
お巡りさん達、外で話そ。」



滉牙さんはそう言って警官達を連れて

病室を後にした。

警官が居なくなり、

張り詰めていた空気が一気に軽くなる。

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