俺のものになってよ





「…じゃ、俺行くから」


さっきまで優しく微笑みかけてくれたのが嘘みたいに、また冷たくそう言われ



それに胸がチクリと痛む。



でも、ちゃんと言うって決めたんだ。


「ちょっと待っ…」




去っていく背中を追いかけて手を伸ばそうとした時、小さな石ころに足をひっかけそのまま前のめりに倒れ込む。



「…ぎゃっ」



そして、見事ダイブ。



そのまま綺麗に転んでしまった。



う、恥ずかしすぎる…


高校生にもなって派手に転ぶとか!



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