瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~
教室は、今朝の一件で居心地が良くない。
今までだって特に仲良くワイワイ、って輪に入っていたわけじゃないけど、あたしが通ると女子たちがおしゃべりをストップしたり、小さな声でなにか話したりする。
男子たちはその空気に気を遣って、少し委縮しているように見えた。
「ちとせ、みんなとなんかあった?」
「あ……うん。ちょっと、なんていうか、正義感ぶっちゃって」
お昼休み、文化祭のことを話そうと思ったら奈々に先制で話題をふられてしまった。
「屋上行こっか」
「奈々……」