犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら



「じゃ、とりあえずはじめましての乾杯ということで。」



それぞれの飲みかけのお酒で、割と適当な乾杯をすると、遠藤くんが話始める。



「いや〜。ほんと、目を離した隙に急に動くんだよな〜三宅って。」


「へ?」


「いやね?いっつもいっつも同期会の時、守屋さんと話してみたいんだよね〜ってさ。
でも、美人で仕事も出来て、高嶺の花だし俺なんか無理だわってうじうじしてたくせに、気付いたら独り占めしてんだもんな〜

ほんと、営業でもするするっと自分のモノにしたりする強かなタイプなんだよこいつ。
お前、恋愛でも一緒か〜??」


「うるさいな。いらないこと言わなくてもいいだろ。」



三宅くんは困ったように遠藤くんの肩をトンと叩いた。
そんな三宅くんに遠藤くんはガハハと笑う。


...てゆうか、美人で仕事も出来る高嶺の花って。



嬉しい。



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