犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら



ってか、浅香の仕事にした覚えはないし、しかも自宅まで送ってくれてないんだから、何を偉そうに。って話だけど。



「でも、なんかすっごい結菜のこと大事そうにしてたよ?浅香くん。
それに、俺の仕事って、遠回しに俺以外は結菜の家に来るな的なこと言ってるようにとれたし。

浅香くんって、やっぱり結菜のこと好きなのかもよ?」




美和の言葉に少々心が浮ついたのは事実。
実際この前のキスも、私の身体に付いたキスマークも、浅香の発言も私の事を好きだと思えば、わりとあっさり辻褄が合う。



それはそうなんだけど...。


ベロベロに酔っ払って歩けないような状態の私をホテルに連れ込んで、そーゆう事したって思ったら、なんか、大事にされてるような気は全くしない。




本当に好きだったら、そんな簡単に手なんて出せなくない?


というのがどうしても引っかかる。



< 143 / 259 >

この作品をシェア

pagetop