犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら
冷たい夜風に当たっているはずなのに、浅香の熱い体温が私を包み込んでなぜか身体中が熱い。
首筋からどんどん耳の方に移動するキスにもう立っていられなくなりそう...。
私の弱い所を全部知っているような強気のキスにもう私の脳は完全に機能がストップして、ただ与えられる甘い刺激に自分でも聞いたことないほどの甘い声で鳴くだけだった。
噛み付くような首筋へのキスが少し穏やかなものに変わって浅香の視線がまた私の顔を捕らえた。
「可愛い...」
と愛しそうに見つめてくれる浅香にすごい勘違いをしそうで私はすっと目を閉じた。
すると、次は鎖骨付近に降りた唇がまた私の身体に熱を与えていく。
あの夜もこうやって浅香に愛されたのかと思うと、覚えてない自分を憎みたくなるくらい幸せで、もっともっとと浅香にねだるように精一杯の力でぎゅっと自分の方に引き寄せた。
もう一度唇にキスが戻ってくるころには、私の浴衣はすっかりはだけてしまっているようで、浅香の暖かい手が私の太ももをすりすりと撫で上げていた。