海軍提督閣下は男装令嬢にメロメロです!
「そんじゃ、おやすみな!」
言うが早いか、同じ毛布の中にコロンと横になったエレンは、俺に足を絡めてギュウッと抱きついた。
なっ、同じ毛布に!? しかもそれは添い寝と表現するにはあまりにも、あまりにも密着度がっ!
内心でもんどりうつ俺をよそに、エレンはそのまま一分とかからぬうちに、健やかな寝息を立て始めた。
……待つさ。俺は何年だろうと、エレンを待つ!
そうしていつか本懐を遂げ、熊の巣窟にだって婿に乗り込んでやるさ!
……だからエレン、前払いとして俺に、一片の慈悲を分け与えてはくれないか?
答えぬエレンの唇に、忍ぶようにそっと小さく口づけた。……この口づけひとつで俺は、何年だろうとエレンを待てる!
巡る歓喜に、俺と紳士は一晩共に震えた。
狂おしい愛の大海原に、果てなどない!
俺の魂の叫びは、夜明けまで反響していた……。
end
言うが早いか、同じ毛布の中にコロンと横になったエレンは、俺に足を絡めてギュウッと抱きついた。
なっ、同じ毛布に!? しかもそれは添い寝と表現するにはあまりにも、あまりにも密着度がっ!
内心でもんどりうつ俺をよそに、エレンはそのまま一分とかからぬうちに、健やかな寝息を立て始めた。
……待つさ。俺は何年だろうと、エレンを待つ!
そうしていつか本懐を遂げ、熊の巣窟にだって婿に乗り込んでやるさ!
……だからエレン、前払いとして俺に、一片の慈悲を分け与えてはくれないか?
答えぬエレンの唇に、忍ぶようにそっと小さく口づけた。……この口づけひとつで俺は、何年だろうとエレンを待てる!
巡る歓喜に、俺と紳士は一晩共に震えた。
狂おしい愛の大海原に、果てなどない!
俺の魂の叫びは、夜明けまで反響していた……。
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