イケメンエリート、はじめての純愛⁇


映司は午前中の間に、咲子の父親の会社へ電話をかけた。
会長付けの秘書に要件を伝えると、折り返し電話をもらえる事になった。
できれば今日会いたいけれど向こうが会いたくないと言うのなら、また対策を考えなければならない。

映司は自分のブースに籠って、宇宙関連のベンチャー企業の社長と資金提供の件でスカイプを使って話をしていた。
トオルから引き継いだ仕事のため、結構、面倒くさい案件で、この社長が海外を飛び回っているせいで、中々じっくり話し合いができていない。
映司がその社長を説き伏せるまで、思っていた以上に時間がかかった。

一息ついた映司がスマホをチェックすると、宗一の秘書からメッセージが入っていた。
今日の15時にこちらの会長室でいかがですか?と。

映司はすぐに返信をした。
今日、宗一に会うチャンスをつかみ取れた事はラッキー以外の何物でもなかった。

物事を先に進めるためには、まずは会って話をしなきゃ始まらない。
特に、一生に一度の大切な結婚に関わる事ならなおさらだ。





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