オトナの事情。
[なるほど~。とっても明るい人、とかですか?]
「はい。もうすっごく明るい人がいいですね。明るくてよく笑って、幸せいっぱいで。それでいて、小さいことにちゃんと喜べる人…って、俺、理想高いかな?」
チラッと悠二の方を見たら、高すぎだよ!なんて笑われた。でも、ルナってそういう人なんだ。
インタビューが終わると、隣のスタジオで写真撮影。
「すみません、今日朝から機械がトラブって、前の撮影押してるんです…」
謝ってくれるスタッフに、全然大丈夫ですよ、と声をかけ、俺たちはスタジオで待つことになった。
「…あ、おい、ユキ!」
先に中に入った悠二が急に振り返ったので何事かと思えば、
「…あ」
撮影していたのは、ルナだった。