クールで一途な国王様は、純真無垢な侍女を秘蜜に愛でたおす
「ああ、本当だとも。私の気の休まる場所は、ここしかない」
互いに見つめ合い、もう一度ジークに抱きすくめられると、アンナは赤くなった頬を彼の胸に押し付けた。そのとき。
「お前に見せたい物がある。来てくれ」
「え……?」
ジークが椅子から立ち上がるとアンナもそれに続き、そのまま手を引かれる。そして、足早に連れて行かれたのは……彼の寝室だった。
(ここが、ジーク様の寝室……)
初めて入る寝室に、アンナはゴクリと息を呑む。ジークが机の上に置かれている燭台に火を灯すと、室内は小さな光に照らし出された。
そこはひとりで過ごすにはちょうどいいくらいの広さの部屋で、ふたりで寝転んでもまだ余裕がありそうな大きさのベッドと机、そして本棚があった。城にはかなり大きな書庫が一階にあるが、それでもまだ収めきれない重要な書物が所狭しとここにも並んでいた。
「そういえば……私の寝室に誰かを入れたのは、初めてだな」
国王の寝室に入るなど、ほかの王族であろうが身分の高い大臣であろうが許されることではない。
そんな部屋に招き入れられて、アンナの心臓がさらに高鳴りを覚える。緊張して顔が強張っているアンナを見て、ジークは小さく笑った。
「これを見て欲しい」
そう言って取り出したのは、上質で滑らかそうな生地でできた薄桃色の豪華なドレスだった。ジークはそれをベッドの上に広げてアンナに見せた。
互いに見つめ合い、もう一度ジークに抱きすくめられると、アンナは赤くなった頬を彼の胸に押し付けた。そのとき。
「お前に見せたい物がある。来てくれ」
「え……?」
ジークが椅子から立ち上がるとアンナもそれに続き、そのまま手を引かれる。そして、足早に連れて行かれたのは……彼の寝室だった。
(ここが、ジーク様の寝室……)
初めて入る寝室に、アンナはゴクリと息を呑む。ジークが机の上に置かれている燭台に火を灯すと、室内は小さな光に照らし出された。
そこはひとりで過ごすにはちょうどいいくらいの広さの部屋で、ふたりで寝転んでもまだ余裕がありそうな大きさのベッドと机、そして本棚があった。城にはかなり大きな書庫が一階にあるが、それでもまだ収めきれない重要な書物が所狭しとここにも並んでいた。
「そういえば……私の寝室に誰かを入れたのは、初めてだな」
国王の寝室に入るなど、ほかの王族であろうが身分の高い大臣であろうが許されることではない。
そんな部屋に招き入れられて、アンナの心臓がさらに高鳴りを覚える。緊張して顔が強張っているアンナを見て、ジークは小さく笑った。
「これを見て欲しい」
そう言って取り出したのは、上質で滑らかそうな生地でできた薄桃色の豪華なドレスだった。ジークはそれをベッドの上に広げてアンナに見せた。