クールで一途な国王様は、純真無垢な侍女を秘蜜に愛でたおす
大柄な男が三人。身なりも貧相で破けた服を平気で着ている。肌は薄汚れていて柄も悪そうだ。アンナが足を止めていると、あっという間にその男たちに囲まれてしまった。
「そうよ。急いでいるの。道を開けてくれないかしら?」
怖がっていては相手の思うツボだ。アンナは毅然として言うと、虚勢を張っていると思われたのか男たちがニヤニヤと嫌な笑いを浮かべた。
「俺たちを見てわかるだろ? ここから先へ行きたかったら、出しな」
言われなくとも盗賊だということくらい一目瞭然だ。金目の物を要求されてアンナは困った。
(持っている物は服と薬学の本、それに櫛に鏡に……こんなものじゃ納得してくれなさそうね)
もちろん麻の袋に入っているすべての物は、くれと言われても渡す気はない。
「あげられるものなんて持ってないわ」
そうきっぱり断ると、背後の男がひと際輝く髪飾りを物珍しそうに見つめているのに気がついた。
「そうよ。急いでいるの。道を開けてくれないかしら?」
怖がっていては相手の思うツボだ。アンナは毅然として言うと、虚勢を張っていると思われたのか男たちがニヤニヤと嫌な笑いを浮かべた。
「俺たちを見てわかるだろ? ここから先へ行きたかったら、出しな」
言われなくとも盗賊だということくらい一目瞭然だ。金目の物を要求されてアンナは困った。
(持っている物は服と薬学の本、それに櫛に鏡に……こんなものじゃ納得してくれなさそうね)
もちろん麻の袋に入っているすべての物は、くれと言われても渡す気はない。
「あげられるものなんて持ってないわ」
そうきっぱり断ると、背後の男がひと際輝く髪飾りを物珍しそうに見つめているのに気がついた。