再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
そんな、気持ちをさらけ出すようなことあたしには無理。


「ちゃんと終わらせないと、相手にも伝わらない」


「涼真くんが言う?それに振られたもん。別れようって言ったのあっちだし」


「真凜のことだから、無愛想に頷いただけだろ?傷つけたような気になってるのかも」


「どうだったか覚えてない」


あっさりした別れだったのは確か。


それ以降特に話すこともなかったし…。


「俺が電話しようか?」


「ええっ、いいよ!自分でするっ」


そんな、涼真くんが入ったらややこしくなっちゃう。


スマホをカバンになおそうとすると、涼真くんに手を掴まれた。


え…なに?

< 120 / 348 >

この作品をシェア

pagetop