先輩の恋人 ~花曇りのち晴れ渡る花笑み~

翌朝

なんだかモゾモゾと首元がくすぐったくて目を開けると航さんの頭があって首元にキスをしながら段々胸元へ。

「ん…航さん、何してるの…?」

「ん?いいから………」

「んん~?」

まだ覚めきらない頭で何がいいからなんだろう…って考えいる間も航さんの唇が胸元を撫でチュッと強く吸った。
キスマークを付けられたと気づいたときには、着ていたパジャマのボタンははだけ、そこから手が入ってくる。

「あ…航さんダメでしょ。ここ実家だから。海斗さんに怒られる…」

「海斗はもう朝イチに市場に行ったから大丈夫だ」

「じゃあもうお義父さんもお義母さんも起きてるんじゃないの?」

「ん?んん~そうだな~」

「あっじゃあ私も起きてお手伝いしないと!」

寝ぼけてた頭が一気に覚め起きようとしたら、ガッシリ肩を押さえられベッドの中に引きずり込まれた。

「お前が行っても邪魔するだけだ。客なんだからゆっくりしてればいい。まだ6時だぞ」

「でも…」

自分だけなにもしないのは申し訳ない。

「そんな気を使わなくてもいい、大丈夫だ。逆にお前がいると親父達が気を使う」

「うう~…はい…」

諦めて大人しくなったら航さんが「素直でよろしい」と言ってキスを落とし、そしてまた首筋へと唇が降りていく。
何ともなさそうだけど、昨日散々飲まされたのに二日酔いはないんだろうか?

「で、何で航さんはこんな時間に起きて、何をしてるの?」

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