何度記憶をなくしても、きみに好きと伝えるよ。
「彼女……? 君が、俺の……?」
「ちょっと何なの? 嘘つかないでくれる? 悠の彼女は私なんですけど」
すると、ツインテールの女の子が、私たちを睨みながら、衝撃的なことを言った。
ーーえ? どういうこと、なの……? この子が、悠の彼女って……?
「はあ!? そっちこそ嘘でしょ! 中井くんの彼女は桜! 夏休み前から付き合ってて、花火大会も一緒に行ったんだから!」
詩織がツインテールの女の子に詰め寄りながら、すごい剣幕でまくしたてる。しかし彼女は、ひょうひょうと微笑んだ。
「ふーん、だから? 私は小さい頃から悠と一緒だよ。ずっと悠が好きだったんだから。付き合ったのは最近だけどね」
「……! そんなの嘘! だって、桜は……」
「あなた達が勝手に言ってるだけじゃないの? 悠だって覚えてないじゃん。その子が悠の彼女って証拠、あるの?」
証拠……?
私も悠も、付き合っていることをあまり人には言っていなかった。
私は詩織と加奈ちゃんには話していたけれど、私の知る限り悠は友人にこのことをを言っていなかったはずだ。
だから、私と悠の関係をはっきりと知っているのは、詩織と加奈ちゃんのみだ。
花火大会の時に会った悠の中学時代の友人も知っているといえば知っているけれど、あんな一瞬会っただけじゃ、証人としては弱いだろう。
「ちょっと何なの? 嘘つかないでくれる? 悠の彼女は私なんですけど」
すると、ツインテールの女の子が、私たちを睨みながら、衝撃的なことを言った。
ーーえ? どういうこと、なの……? この子が、悠の彼女って……?
「はあ!? そっちこそ嘘でしょ! 中井くんの彼女は桜! 夏休み前から付き合ってて、花火大会も一緒に行ったんだから!」
詩織がツインテールの女の子に詰め寄りながら、すごい剣幕でまくしたてる。しかし彼女は、ひょうひょうと微笑んだ。
「ふーん、だから? 私は小さい頃から悠と一緒だよ。ずっと悠が好きだったんだから。付き合ったのは最近だけどね」
「……! そんなの嘘! だって、桜は……」
「あなた達が勝手に言ってるだけじゃないの? 悠だって覚えてないじゃん。その子が悠の彼女って証拠、あるの?」
証拠……?
私も悠も、付き合っていることをあまり人には言っていなかった。
私は詩織と加奈ちゃんには話していたけれど、私の知る限り悠は友人にこのことをを言っていなかったはずだ。
だから、私と悠の関係をはっきりと知っているのは、詩織と加奈ちゃんのみだ。
花火大会の時に会った悠の中学時代の友人も知っているといえば知っているけれど、あんな一瞬会っただけじゃ、証人としては弱いだろう。