何度記憶をなくしても、きみに好きと伝えるよ。
悠が私に気づいたようで、ちょっとだけ顔を上げて話しかけてきた。
色白の顔が、今日はさらに青白く見える。目の光も澱んでいる。美香ちゃんの言う通り、今の悠には活気がまったくない。
美香ちゃんも私に気づいたけれど、今日は悪態をつく元気はないらしい。私の顔を一瞥したあと、ぷいっと目を逸らした。
「うん。ーー今日は悠に訊きたいことがあって来たの」
「訊きたいこと? なんだろ」
ーーもしかしたら。今の悠が元気の無い理由に、私が昨日気づいたことが関係しているのかもしれない。
私は意を決して、こう言った。
「悠……もう、戻っているよね?」
「えっ……?」
「記憶、戻っているんでしょ?」
色白の顔が、今日はさらに青白く見える。目の光も澱んでいる。美香ちゃんの言う通り、今の悠には活気がまったくない。
美香ちゃんも私に気づいたけれど、今日は悪態をつく元気はないらしい。私の顔を一瞥したあと、ぷいっと目を逸らした。
「うん。ーー今日は悠に訊きたいことがあって来たの」
「訊きたいこと? なんだろ」
ーーもしかしたら。今の悠が元気の無い理由に、私が昨日気づいたことが関係しているのかもしれない。
私は意を決して、こう言った。
「悠……もう、戻っているよね?」
「えっ……?」
「記憶、戻っているんでしょ?」