平凡女子ですが、トリップしたら異世界を救うことになりました
「ダフネ姫を今後娶ることはない。私が愛するのはサクラだけだ」
「でもっ、勅命に逆らうことは出来ないと聞きました。私はディオンさまが心配です」
「本当にサクラは可愛い。今すぐそなたが欲しくなる」
ディオンの甘い言葉に、桜子の心臓は聞こえそうなくらい暴れる。
「これからは私の腕の中で眠ってほしい。この部屋に移ってくれないか?」
桜子はすんなり頷きそうになったが、大きく首を左右に振る。
「それはダメです」
「やはりダメか。そう思っていたが……」
残念そうなディオンに、桜子は小さく微笑む。
「ディオンさま、ちゃんとお料理を召し上がってくださいますか?」
「仕方がないな。サクラに心配をかけたくないからな」
「それと……」
桜子は言おうか言うまいか、言葉を止める。
「それと? なんだ?」
アメジスト色の瞳に問いかけられ、見入られたように見つめる桜子は口を開く。
「私、ディオンさまのキス……大好きです」
ディオンの涼しげな目が大きく見開く。そしてため息を漏らし、苦笑いを浮かべる。
「私はそなたをどうしたらいいのだろう……? 頭がおかしくなりそうだ」
そう言って、ディオンは甘く口づけた。そして名残惜しそうに唇を離し、桜子を再び抱き上げると寝室を出て、先ほどの黄色いクッションに宝物のように下ろした。
「でもっ、勅命に逆らうことは出来ないと聞きました。私はディオンさまが心配です」
「本当にサクラは可愛い。今すぐそなたが欲しくなる」
ディオンの甘い言葉に、桜子の心臓は聞こえそうなくらい暴れる。
「これからは私の腕の中で眠ってほしい。この部屋に移ってくれないか?」
桜子はすんなり頷きそうになったが、大きく首を左右に振る。
「それはダメです」
「やはりダメか。そう思っていたが……」
残念そうなディオンに、桜子は小さく微笑む。
「ディオンさま、ちゃんとお料理を召し上がってくださいますか?」
「仕方がないな。サクラに心配をかけたくないからな」
「それと……」
桜子は言おうか言うまいか、言葉を止める。
「それと? なんだ?」
アメジスト色の瞳に問いかけられ、見入られたように見つめる桜子は口を開く。
「私、ディオンさまのキス……大好きです」
ディオンの涼しげな目が大きく見開く。そしてため息を漏らし、苦笑いを浮かべる。
「私はそなたをどうしたらいいのだろう……? 頭がおかしくなりそうだ」
そう言って、ディオンは甘く口づけた。そして名残惜しそうに唇を離し、桜子を再び抱き上げると寝室を出て、先ほどの黄色いクッションに宝物のように下ろした。