平凡女子ですが、トリップしたら異世界を救うことになりました
衛兵を出して桜子の行方を追った結果、彼女は皇都へ向かっていたと報告された。道を聞かれた男が名乗り出て、信憑性が高まった。
「なぜ! 自らルキアノスの元へ!?」
ディオンは机を拳で殴る。
「いや。サクラは自分を犠牲にしてでも、私を守りたかったんだ」
そばにいたイアニスが頷き、口を開く。
「私が余計な話をしなければよかったのです。申し訳ございません!」
イアニスは昨夕、桜子に会ったときの話をした。
皆でこれからの計画を立てていると、門を守る衛兵から、馬車が皇都からやってきたと連絡があった。
「サクラ!?」
ディオンは政務室を出て、階段を飛ぶように下りる。
宮殿の出入口に着いたとき、向こうのほうから手を振る女がいた。
「ディオンさまー!」
ダフネ姫だった。
ディオンは落胆し、元来た道を歩き出す。
「イアニス、お前が相手をしろ」
がっかりしながら、ディオンはダフネ姫がなにを言っているのか気にも留めず、立ち去った。
桜子が心配でならないディオンは、ラウリとニコを呼んだ。
「なぜ! 自らルキアノスの元へ!?」
ディオンは机を拳で殴る。
「いや。サクラは自分を犠牲にしてでも、私を守りたかったんだ」
そばにいたイアニスが頷き、口を開く。
「私が余計な話をしなければよかったのです。申し訳ございません!」
イアニスは昨夕、桜子に会ったときの話をした。
皆でこれからの計画を立てていると、門を守る衛兵から、馬車が皇都からやってきたと連絡があった。
「サクラ!?」
ディオンは政務室を出て、階段を飛ぶように下りる。
宮殿の出入口に着いたとき、向こうのほうから手を振る女がいた。
「ディオンさまー!」
ダフネ姫だった。
ディオンは落胆し、元来た道を歩き出す。
「イアニス、お前が相手をしろ」
がっかりしながら、ディオンはダフネ姫がなにを言っているのか気にも留めず、立ち去った。
桜子が心配でならないディオンは、ラウリとニコを呼んだ。