副社長はワガママ5歳児。

紫苑「...もう抱き締めてんじゃん。」

悠真「ごめん。結局濡れたな。」

...この人がいてくれて良かった。
誰かの胸で泣いたのは初めての事だった。

悠真「多分、俺たち。
うまく付き合えると思うよ。」

紫苑「何で?」

悠真「んー。俺が紫苑の事
めっちゃ好きだから。」

紫苑「何それ。」

お調子者だけど、信じたくなる。
副社長がそう言うのなら
本当にうまく付き合えるかもしれないと
思いたくなる。

傘を拾い、また歩き始め
私の家に着いた副社長は
じゃあと短く手を挙げた。
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