副社長はワガママ5歳児。

会社に戻り、服を着替えると
すぐさま、副社長は社内会議へと行った。

あの時、何て言葉を返せば良かったのか。
そんな事を考えながら休憩室で休んでいると
私同様、社長を会議室へと見送った
玉置さんがやってくる。

紫苑「お疲れ様です。」

玉置「お疲れ様です。何か飲みますか?」

光るボタンを指差しながら
聞いてくる玉置さんの
好意に甘え、コーヒーをご馳走になった。

玉置「浮かない顔をされてますね。」

紫苑「...そうですか?
いつも通りですよ。」

玉置「まだ、副社長に
聞いていらっしゃらないのですね。」

紫苑「何をですか?」

玉置さんは缶コーヒーを1口飲むと
事務的な笑みを浮かべ告げた。

玉置「副社長のお見合いが
決まったそうですよ。
あなたの思っていた通りになりましたね。」

紫苑「...そうですか。」
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