副社長はワガママ5歳児。

玉置「随分とポジティブなのですね。
もしくは、会社の未来など
自分には関係ないとお考えなのですか?」

紫苑「そうは言ってません。」

玉置「花崎さんの言う通り
向こう5年は安泰でしょう。
リストラする事もなく今まで通り
やっていけます。ですが...その後は
下り坂です。目先の事ではなく
遠い未来を見据える事こそが
何よりも大切なのでは?」

紫苑「玉置さんは何が言いたいんですか?」

空になった空き缶をゴミ箱に
投げ捨てると不敵な笑みを浮かべる。

玉置「我社の命運は
あなたに懸かっています。
間違ったご決断はなされぬように。」

玉置さんが置いていった資料が物語る。
彼は私と副社長の交際を
よく思っていないと言う事を。
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