副社長はワガママ5歳児。

玉置さんは決断すべきは私だと言った。
副社長の決断を知った今
私が下せる決断は1つしかなかった。

副社長の前にティーセットを置くと
戸棚からカップを1つ取り出し
それを私の前に置いた。

悠真「紫苑もたまには休憩しろよ。
1人で飲んでもつまんないだろ。」

副社長の注いでくれたアールグレイティーを
1口飲み、何度か息を吐くと
胸の中に突っかえた言葉を吐き出す。

別れは突然やってくる。とは
よく言ったものだ。
終わらせるのは私だけど。

もう少しだけ、幸せな夢を
見ていたかったな。

紫苑「私、副社長に
押し付けてたのかもしれない。」

悠真「は?何だよ、突然。」
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