副社長はワガママ5歳児。

紫苑「幸せになれなかった
私の分まで副社長には幸せになって
欲しいって思ってたのかもしれない。
でも、気付いたんだよね。
私といても副社長は幸せになれないよ。」

悠真「別に俺の幸せなんて望んでねぇよ。
俺は紫苑を幸せに出来れば十分だから。」

副社長のその優しさが
今の私には残酷だった。

紫苑「そう言うと思った。副社長には
ハッキリと言わなきゃ分からないよね。
私は副社長と一緒にいても
幸せになれないと思う。」

悠真「何で?」

紫苑「私はね、自分の手で誰かを
幸せにしたい人なんだ。
だから、与えられてばかりじゃ
満足出来ない。だから、ごめんね。
副社長を親には会わせられないし
これから先、付き合う事も出来ない。
今まで、沢山の愛を貰ったのに
何にも返せなくて、ごめんね。」
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