副社長はワガママ5歳児。
悠真「やっと渡せる時が来た。
紫苑。俺と結婚して下さい。」
私たちらしい、結末だった。
背伸びせず等身大のまま。
手元にある言葉だけで愛を伝える。
でも、飾らない言葉だからこそ嬉しい。
紫苑「本当に勘違いしてない?」
悠真「何が?」
紫苑「私、アラサーだけど
本当に間違ってない?」
悠真「紫苑はアラサーじゃない。
俺の好きな人だ。勘違いしてるのは
紫苑の方なんじゃない?」
25歳になった副社長の事を
私はもう5歳児だとは思えなくなった。
沢山支えられた。沢山助けられた。
愛を貰った。嬉しい言葉を貰った。
副社長と過ごした日々が
今までの人生の中で最も大切にしたい
財産になった。これからもそれは続く。
副社長との思い出はこれから先も
刻まれていく。大袈裟かもしれない。
だけど、私は産まれて初めて
生きてて良かったと思えた。