その夜は、星が綺麗だった
「選ばれた時はまじで嬉しくてさ。先輩方もみんな優しい人たちだから、頑張れよ、とか、俺らの分まで頼んだぞ、とか言ってくれて、俺も頑張ろって」


「うん」



「だんだん日が近づいてくるに従って、矢が的にあたらなくなってきたんだよ」


精神的な問題か...


「そんな俺を先輩方はまだ信じてくれてるんだ」


「そっか…それじゃあ、アキトくんはそんな先輩方の信頼を裏切れないね」

アキトくんなら大丈夫だよって微笑む



「…あぁ、そうだな」


そう言ってアキトくんもはにかんでくれた


< 55 / 288 >

この作品をシェア

pagetop