オジサンに恋しちゃダメですか
翌日、私はその赤を入れたデザイン画を、開発部に持って行った。

眼鏡さん(勝手に呼んでるけれど)に、直してもらうようにだ。

「これは、派手に訂正入れられたね。」

「すみません。」

せっかく急いで書いてくれたのに、私でさえすまない気持ちになった。

「じゃあ、また今日の帰りに、取りに来て。」

眼鏡さんは、嫌な顔せず、自分のデスクに戻って行った。

また、怒られて、睨み合いでもするのかと思ったのに。


私も営業部に戻ると、自分のデスクに戻って、書類を作り始めた。

デザイン画って、急いで作ったとしても、書いた人の想いとか、反映されているんだよな。

なのに、あんなに赤が入っていて、どんなにがっかりしただろう。

今度は、頑張ってほしいな。

いつの間にか私は、眼鏡さんを応援していた。
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