ずっと・・・
最後はニヤリと言われた。
また、やられた。
いつになっても、彼のいいようにあしらわれる。
嘘でも用事があると言わないといけない場面だったのに。
ご飯を食べに行ったら、そこはもうプライベートな時間。
仕事じゃないんだ。
何言われるか分からないのに。
そもそも、地味な私が隣にいてはダメだと思うんだけど。
さっきみたいに、絶対に周りから小言を言われる。
彼も分かっているはずなのに。
そう思いながら行った先は、個室の小料理屋だった。
少し意外で驚いた。
しかも、馴染みの店なのか、店員さんと仲良さそうに話している。
その上、気づいたら注文されていた。
色々、すばやいな。
「ここ、叔父さんの店なんだ。これは、おすすめのメニュー」
食事が目の前に並べられてから、彼が説明する。
なるほど、叔父さんの店だから親しそうに話していたんだ。
そして、目の前に並べられた料理は、どれも美味しそう。
でも、豪華だ。
ここって、高い店なんじゃ……。