365日のラブストーリー
坂巻はブライトエデュケーションのシステム課主任だ。他社に勤める神長を、新基幹システム開発プロジェクトに巻き込んだのは坂巻だったと聞いている。
二人はもともと社交的なタイプで友人同士だ。もしかしたら何かあったのだろうか。
(気になるけどちょっと、訊けないなあ)
有紗は話の方向をずらした。
「橋爪さんとご飯は少し意外でした。総務部内の飲み会にも来ないってきいたことあって」
「個人的に交流があるんです。彼も俺も釣りが好きなので、まあ釣り仲間といいますか。最近はよく家にも泊まりに来てますよ。冬は車中泊も厳しいですから」
「橋爪さんにそんな趣味があったなんて。横須賀ではどんな魚を釣れるんですか?」
うまく返したつもりだったが、神長はなぜか軽く笑った。見上げると「すみません」と目を細めて、前を向く。
二人はもともと社交的なタイプで友人同士だ。もしかしたら何かあったのだろうか。
(気になるけどちょっと、訊けないなあ)
有紗は話の方向をずらした。
「橋爪さんとご飯は少し意外でした。総務部内の飲み会にも来ないってきいたことあって」
「個人的に交流があるんです。彼も俺も釣りが好きなので、まあ釣り仲間といいますか。最近はよく家にも泊まりに来てますよ。冬は車中泊も厳しいですから」
「橋爪さんにそんな趣味があったなんて。横須賀ではどんな魚を釣れるんですか?」
うまく返したつもりだったが、神長はなぜか軽く笑った。見上げると「すみません」と目を細めて、前を向く。