365日のラブストーリー
「それなのに坂巻さん、どうして」
「ん?」
「どうして神長さんのことを避けるんですか?」
有紗は真っ直ぐ疑問を投げかけた。ふたりの間に何があったのかはわからないが、今後も付き合いを持とうと思っているのなら、その態度はおかしい。
「ええと……、もしかして神長くんが何か言ってた?」
ばつが悪そうに目を背けて、坂巻は咳払いした。
「僕は今日、てっきり綿貫さんと神長くんのことを話すんだと思っていたけれど」
「すみません、実は訊きたかったのは、坂巻さんと神長さんのことで」
しばらく間をおいて「そっか」と目を伏せる。
「わたしには何があったかわかりません。だけど神長さん、坂巻さんの話になると……何かとても悩んでいるように見えたので」
「顔には出さなくても、不安にさせているだろうなということはわかるんだけど、うーん」
坂巻は両手を首の後ろに回して、そのままうな垂れた。
「ごめんね、心配させて。綿貫さんになんらかの答えを返したいんだけど、今はこうするしかない、としか言えない」
「ん?」
「どうして神長さんのことを避けるんですか?」
有紗は真っ直ぐ疑問を投げかけた。ふたりの間に何があったのかはわからないが、今後も付き合いを持とうと思っているのなら、その態度はおかしい。
「ええと……、もしかして神長くんが何か言ってた?」
ばつが悪そうに目を背けて、坂巻は咳払いした。
「僕は今日、てっきり綿貫さんと神長くんのことを話すんだと思っていたけれど」
「すみません、実は訊きたかったのは、坂巻さんと神長さんのことで」
しばらく間をおいて「そっか」と目を伏せる。
「わたしには何があったかわかりません。だけど神長さん、坂巻さんの話になると……何かとても悩んでいるように見えたので」
「顔には出さなくても、不安にさせているだろうなということはわかるんだけど、うーん」
坂巻は両手を首の後ろに回して、そのままうな垂れた。
「ごめんね、心配させて。綿貫さんになんらかの答えを返したいんだけど、今はこうするしかない、としか言えない」