365日のラブストーリー
着痩せセオリーに乗っ取って首回りをすっきり出してみたつもりが、見苦しくなっていただろうか。有紗がバッグから冷房対策で持ってきたノーカラージャケットを引っ張り出すと、千晃は首を横に振った。
「さっきから男の目が」
「男?」
有紗はあたりを見回した。
「通りすがるときに、胸元に釘付けになってる。ワンピースずりおろして揉んでヤりてえ、みたいに。今は俺がいるからいいけど、一人だったらちょっと危ない」
「すみません」
慌ててジャケットを羽織り、有紗は頭を下げた。
「……有紗ちゃんは基本的に無自覚だから、あとで恋人の方に言っとくか」
きっと恋人というのは神長のことだろう。違うと言えばややこしくなりそうで、有紗はそれを受け流した。
やがて店内に案内され、三人で窓際の席に座った。心暖はメニューを見ながら、どれにしようかと有紗に相談をし始めた。
付き合っていた頃よりも、二人と自然に向き合えている気がする。
「さっきから男の目が」
「男?」
有紗はあたりを見回した。
「通りすがるときに、胸元に釘付けになってる。ワンピースずりおろして揉んでヤりてえ、みたいに。今は俺がいるからいいけど、一人だったらちょっと危ない」
「すみません」
慌ててジャケットを羽織り、有紗は頭を下げた。
「……有紗ちゃんは基本的に無自覚だから、あとで恋人の方に言っとくか」
きっと恋人というのは神長のことだろう。違うと言えばややこしくなりそうで、有紗はそれを受け流した。
やがて店内に案内され、三人で窓際の席に座った。心暖はメニューを見ながら、どれにしようかと有紗に相談をし始めた。
付き合っていた頃よりも、二人と自然に向き合えている気がする。