365日のラブストーリー
(坂巻さんが『了解』って返事くれたんだもの、ふたりで同じこと送っても仕方ないよね)
有紗はベッドから起き上がった。
自分で望んだこととはいえ、寂しく感じてしまうのは、神長が坂巻の誘いを振り切ってくれるかもしれないと、心のどこかで期待していたからだろうか。
ミニバーからビールを取りだして、プルタブを引く。窓辺から夕暮れを眺めながら、有紗はため息をついた。
坂巻からのメッセージを開いてみると、千晃に加えて、システム課長の橋爪、さらには神長が在籍していた会社の同僚も、合流したという報告だった。
(愛されてるなあ、神長さん。みんな坂巻さんと神長さんが一緒に仕事をすることを望んでるにしても、心配してわざわざここまで来るなんて)
勢いだけでは、なかなか出来ることじゃない。
「今日はわたしの出る幕なしだ」
夕日を見ながらビールを一気にあおって、夕食に頭を切り替える。
朝は千晃たちと一緒にパンケーキ、午後はショッピングモールのフードコートで済ませた。夜は神長と会う予定だったから考えていなかったが、暑さのせいか想像以上に体力を消耗しているようで、身体がだるい。
有紗はベッドから起き上がった。
自分で望んだこととはいえ、寂しく感じてしまうのは、神長が坂巻の誘いを振り切ってくれるかもしれないと、心のどこかで期待していたからだろうか。
ミニバーからビールを取りだして、プルタブを引く。窓辺から夕暮れを眺めながら、有紗はため息をついた。
坂巻からのメッセージを開いてみると、千晃に加えて、システム課長の橋爪、さらには神長が在籍していた会社の同僚も、合流したという報告だった。
(愛されてるなあ、神長さん。みんな坂巻さんと神長さんが一緒に仕事をすることを望んでるにしても、心配してわざわざここまで来るなんて)
勢いだけでは、なかなか出来ることじゃない。
「今日はわたしの出る幕なしだ」
夕日を見ながらビールを一気にあおって、夕食に頭を切り替える。
朝は千晃たちと一緒にパンケーキ、午後はショッピングモールのフードコートで済ませた。夜は神長と会う予定だったから考えていなかったが、暑さのせいか想像以上に体力を消耗しているようで、身体がだるい。