365日のラブストーリー
「いや、それは構わないのですが。……ちょっと俺も言いすぎましたかね。まあ、それには理由があるんですけれど」
言いかけて、神長は俯いた。
「ほんとうにごめんねえ、面倒くさいことをして」
母は料理をしながらも会話に混ざってきた。
「本当は廉さんがここにくる前から、何にも心配なんてしてないのよ。有紗って昔から感情の揺れが体調に表れやすいんだけれど、お付き合いするようになってからは安定していて、良い人とお付き合いしてるんだってことがわかるから」
神長は恐縮したように頭を下げているが、有紗はそれを聞いても納得がいかなかった。
「じゃあお母さん、どうしてあんな風に……」
「心配だったの」
「さっき、会う前から心配してなかったって言ったのに?」
有紗の口調は強くなる。
「廉さんのことは、ね。わたしが心配してるのは有紗よ」
「……ええ? わたし?」
言いかけて、神長は俯いた。
「ほんとうにごめんねえ、面倒くさいことをして」
母は料理をしながらも会話に混ざってきた。
「本当は廉さんがここにくる前から、何にも心配なんてしてないのよ。有紗って昔から感情の揺れが体調に表れやすいんだけれど、お付き合いするようになってからは安定していて、良い人とお付き合いしてるんだってことがわかるから」
神長は恐縮したように頭を下げているが、有紗はそれを聞いても納得がいかなかった。
「じゃあお母さん、どうしてあんな風に……」
「心配だったの」
「さっき、会う前から心配してなかったって言ったのに?」
有紗の口調は強くなる。
「廉さんのことは、ね。わたしが心配してるのは有紗よ」
「……ええ? わたし?」