堅物社長にグイグイ迫られてます
「彼女に合うドレスを探しにきたんだが適当に見繕ってくれないか。さっきからずっと見ているが一人じゃ決められないらしい」
「そういうことでしたら」
御子柴さんの注文に女性店員さんはウフフと笑うとてきぱきした動作で店内からすぐに一着のドレスを持ってきた。
それは袖と襟部分が繊細なレースで施されたサテン生地のベージュのドレスだった。決して派手ではないけれど上品な落ち着いた雰囲気がある。
「こちらなんてどうでしょうか。新作なんですよ。袖付きなのでこの時期だと一枚ですっきり着られるかと思います。お客様にもきっとお似合いになりますよ」
試着されますか?と女性店員さんに尋ねられたので、隣の御子柴さんの顔をちらっと伺う。目が合うと無言で頷かれたので、どうやら試着しろということらしい。
それから私は試着室に入り扉を閉める。
さっそく着てみようと改めてドレスを見ると、ふと値札が目に入った。
「一、十、百、千、万、十……えええええええっ!?」
その額に思わず悲鳴に近い叫び声を上げてしまい、慌てて口元を手で覆った。
さすが高級ブランド。おそろしい。
「そういうことでしたら」
御子柴さんの注文に女性店員さんはウフフと笑うとてきぱきした動作で店内からすぐに一着のドレスを持ってきた。
それは袖と襟部分が繊細なレースで施されたサテン生地のベージュのドレスだった。決して派手ではないけれど上品な落ち着いた雰囲気がある。
「こちらなんてどうでしょうか。新作なんですよ。袖付きなのでこの時期だと一枚ですっきり着られるかと思います。お客様にもきっとお似合いになりますよ」
試着されますか?と女性店員さんに尋ねられたので、隣の御子柴さんの顔をちらっと伺う。目が合うと無言で頷かれたので、どうやら試着しろということらしい。
それから私は試着室に入り扉を閉める。
さっそく着てみようと改めてドレスを見ると、ふと値札が目に入った。
「一、十、百、千、万、十……えええええええっ!?」
その額に思わず悲鳴に近い叫び声を上げてしまい、慌てて口元を手で覆った。
さすが高級ブランド。おそろしい。