堅物社長にグイグイ迫られてます
「そんな考え方ができるお前を俺の事務所へ入れてよかったよ」
え……?
突然、御子柴さんから飛び出したその言葉が信じられなくて私はつい聞き返してしまう。
「本当ですか?本当に私なんかを入れてよかったって思ってます?」
「ああ」
「で、でも私いつもミスばっかりだし……」
時々、御子柴設計事務所は私のようなミスばかりの事務員なんていない方が、仕事がうまく回っていくのではないか、と思うことがある。ミスをして迷惑をかけてばかりの私より、もっと他に新しい事務員を入れた方が御子柴建設設計事務所のためなんじゃいかって。
「まぁ、確かにそうだな。お前はミスやドジばかりするから見てるとヒヤヒヤするしたまにイライラもする。こいつ本当に大丈夫なのかといつもお前が心配になる」
「そ、そうでしたか。それは、すみません」
まさかそこまで心配を掛けさせてしまっていたとは。申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった私はとっさに頭を下げる。
「でもまぁ、そんなお前といると俺は不思議と肩の力が抜けるんだよな」
その言葉にハッと顔を上げて、御子柴さんを見つめる。
「俺は子供の頃から厳しい親父の目が気になって何でも完璧に卒なくこなしてきたし、それが当たり前の環境で育ったせいか自分の少しのミスも許せない。そんな性格をたまに窮屈に思って生き辛いと感じるときがある」
え……?
突然、御子柴さんから飛び出したその言葉が信じられなくて私はつい聞き返してしまう。
「本当ですか?本当に私なんかを入れてよかったって思ってます?」
「ああ」
「で、でも私いつもミスばっかりだし……」
時々、御子柴設計事務所は私のようなミスばかりの事務員なんていない方が、仕事がうまく回っていくのではないか、と思うことがある。ミスをして迷惑をかけてばかりの私より、もっと他に新しい事務員を入れた方が御子柴建設設計事務所のためなんじゃいかって。
「まぁ、確かにそうだな。お前はミスやドジばかりするから見てるとヒヤヒヤするしたまにイライラもする。こいつ本当に大丈夫なのかといつもお前が心配になる」
「そ、そうでしたか。それは、すみません」
まさかそこまで心配を掛けさせてしまっていたとは。申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった私はとっさに頭を下げる。
「でもまぁ、そんなお前といると俺は不思議と肩の力が抜けるんだよな」
その言葉にハッと顔を上げて、御子柴さんを見つめる。
「俺は子供の頃から厳しい親父の目が気になって何でも完璧に卒なくこなしてきたし、それが当たり前の環境で育ったせいか自分の少しのミスも許せない。そんな性格をたまに窮屈に思って生き辛いと感じるときがある」