君は僕のペット
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「 ホント信じられない、裏切られた泣きそ 」

「 どんだけ俺のこと好きなん 」

「 違うし、俺が猫ちゃんとやりたかった 」



それは絶対ない。と言い捨てて前を向いてまじめにホームルームを聞いた。




『 じゃっ、チャイム鳴ってから教室でるようにー
あと早速配布係これ職員室持ってて 』




配布係って配るだけじゃなくて持って行くのも対応してんの?なんて考えるけど…君の近くにいけるのが嬉しく思う。




女の子の友達と居るのあんまり見ないから別に普段から話しかけても良いんだけど…



向こうから来て欲しいっていう欲張りな考えで中々行けないんだよね。







チャイムが鳴ってみんな一斉に教室を出る。



「 待っとこうか?蒼くんっ、」

「 気持ちわり、帰れ 」


「 ひっど、ごゆっくり!!またね、雪ちゃん 」

「 あ、うん、バイバイ 」




あいつ絶対最後わざと名前呼びして俺の顔見て出てった。






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