女嫌いのイジワル上司を攻略します!



恐るべし京都の女。


美人だし、口も達者だし、それならあんなに色っぽく、強気でアタックできるものなんだろうか。


なんとなく、私には大人の世界のように思えて、自分がいかに子どもなのかを思い知らされた気分。



ちょっと拗ねたようにタクシーに乗り込んで取引先に倉西さんと一礼してホテルの名前を運転手さんに伝えた。



「はぁ〜。疲れた。
顔の筋肉いかれるかと思った。」



「普段あんなに笑わないですもんね」



「ほんとな。
でも俺が笑う度にマコがヤキモチ妬いてくれてるみたいだったから、俺的には良かったけどな」




少しからかったように、でも少し視線は熱っぽく言ってくる倉西さんはズルい。




「ほんと、いけずな人ですね!倉西さんは!」



さっきの美人の真似をして言い返してみると、「褒め言葉だな」なんて笑っている。




意地悪すぎる。いけずすぎる!!




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